ベッドの廃材でDIY♪おしゃれな飾り棚の作り方は意外と簡単！

今回のDIYはハンドメイド作家【momoemi】ちゃんからのご依頼で、布物雑貨を飾る棚を作る事になりました。momoemiちゃんの家には使わなくなったベッドがあるのですが、それを再利用して棚を作って欲しいとのこと。この数年間、木材が不足し価格が高騰する現象「ウッドショック」が起こっていますから、廃材を再利用した方がコスト的に助かりますよね。

↑これが解体されたベッドのパーツ。汚れ・カビ・割れなどが一切なく、全てのパーツがとてもキレイです！

本当は全部使い切りたいところですが、そうとなるとちょっと難しい技術が必要になってくるので、ベッドのパーツは部分的に使う事にしました。簡単に出来る飾り棚の作り方は下記の通りです。

パーツを切り離す

まずはのこぎりでヘッドボードのパーツを切り離します。パーツを切り離したらサンドペーパーで磨いて塗料を落とします。

2×4材をカットする

次は、6F【3.8×8.9×182cm】の2×4材（ツーバイフォー材）を４本準備し、下記の長さにカットします。

カットした木材はサンドペーパーで磨いておきました。

ペンキを塗る

飾り棚はおしゃれなシャビーシック調に仕上げようと思います。そのためには、水性ペンキを塗った後にサンドペーパーで削ってシャビーにしていくのですが、時間がないので最初からかすれた感じでペンキを塗ることにしました。シャービーシック感を出したいなら色はやっぱりアイボリーですよね。真っ白よりも目に優しく柔らかい印象を与えてくれるのでおすすめです。

棚の背面と前脚を作る

次は棚の背面の作り方。

まずは切り離したヘッドボードのパーツに木ダボ用の穴を開けます。穴を開けたパーツにダボ用マーカー を入れて、繋げる方の木材に押しつけるとピン穴の印がつくので今度はその印に木ダボ用の穴を開ける、という作業を左右両方行います。

次にドリルで開けた穴に木工用ボンドを流し込んだら、木ダボを入れて合体！

木工用ボンドが固まるまでの間はズレてしまう可能性があるので、クランプで丸一日固定しておきましょう。棚を作る時にはこういう大きめのクランプがあると便利ですよね。

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次は前脚部分の作り方。下穴を開けたら木工用ビスを木材の半分くらいまでうちこみます。40cmにカットした木材を立てて、角と面をきっちり合わせビスを打ち込みます。これで前脚部分が完成しました！

木ダボで下穴を埋める

先ほどの下穴を木ダボで埋め、のこぎりでカット。表面をサンドペーパーで整えたら、上からペンキを塗り足しておきます。

ステンシル加工する

momoemiちゃんのロゴをステンシルシートでくり貫き、マスキングテープで固定。スポンジで上からポンポンと叩くようにペンキを付けていきます。これでステンシル加工を施した棚の背面が完成しました。

棚板を作る

ベッドの廃材の中からすのこを取り出し、これを棚板のサイズにカットします。実はこの作業、一番最初にやらなければいけませんでした。なぜならすのこの横桟(よこさん)の幅で飾り棚の幅が決まるからです。

すのこの横桟に木ネジを打って前脚と合体させようと思っているので、最初に横桟から横桟までの幅を計り、その幅で棚の背面を作るべきでした。

横幅は107.5cmから106.5cmに変更しました。これにペンキを塗り乾かしておきます。

棚のパーツを組み立てる

次は、前脚とすのこの横桟を木ビスで固定するとすのこで出来た2段の棚が完成します。しかしこのままでは倒れてしまうので、これを背板にくっつけます。

背板の後ろから木ネジを打ち込み棚板を取り付けた前脚部分と接合させるのですが、必ず水平器を使ってちゃんと水平になっているか？を確認しながら木ネジを打たなければいけません。ここで真っ直ぐなっていないとガタつく原因になります。

もともとベッドに付いていたつまみが2個と、あとは100円ショップのセリアで引き出し用つまみを購入しました。いろいろな種類の引き出し用つまみを付けるとそれだけで何だかおしゃれに見えますよね～。

これで完成です！！！

まとめ