おしゃれだけじゃない!使いやすさも抜群なコロコロスタンド

2作目のコロコロスタンド

前回のdiyで【おしゃれな便利グッズ!コロコロスタンドの作り方】をご紹介しましたが、「もうちょっとオシャレにならないかな…」と思ったので、今回は前回のものを改良し、オシャレ度がアップした木製コロコロスタンドに仕上げていく事にしました。まずは木材の買い物リストと図面を作ります。

目次

木材の買い物リストと図面を作る

図面は前回のものとほぼ同じに見えますが、少しだけ変更しています。

木製スタンドの図面

コロコロの持ち手部分を作る

コロコロの持ち手

まずはコロコロクリーナーの持ち手を取り外します。

コロコロの持ち手は、しっかりと握って左右にひねりながら抜くと、意外と簡単に取れるんですよ~

新しく取っ手になる部分は、100円くらいで販売されている丸い棒を使います。それを16cmにカットし、水性ペンキで色を塗ります。

持ち手にステンシル加工をする

ペンキが乾いたら、持ち手部分にステンシル加工をし、さらに乾かします。次に棒の中央に電動ドリルで穴をあけて、接着剤を流し込み本体を差し込んだら入れたら終了です!

コロコロクリーナー

コロコロクリーナーの取っ手が変わっただけで以前よりもオシャレになりましたよね~

次はコロコロスタンドの作り方です。コロコロスタンドに使う木材は前回と同じくたったの2枚です。

2枚の木材を使う

長さ91cm×厚み1.9cm×板幅18.3cm(表示寸法18.4cm)この木材はホームセンターで購入。

長さ45cm×横幅30cmこの合板は100円ショップSeria(セリア)で購入しました。

木材をカットする

①:図面通りにカットしていきます。

[A]板幅18.3cmの木材を【21.7cm】の長さにカット。(2本)

[B]板幅18.3cmの木材を【17cm】の長さにカット。(1本)※これは最後にカットしてください。この[B]は天板と底板部分を支える板なので、左右の溝を掘った後に[E]の合板をはめ込み、上下の間が何センチになっているかを確認します。もしも電動トリマーで掘った溝が深すぎたり浅すぎたりした場合、[B]が17cmじゃない事もあるので注意が必要です。

電動トリマーを完璧に使いこなせる人だったら何の心配もいらないので、[B]をいつカットしても良いですよー

[C]板幅18.3cmの木材を【19.8cm】の長さにカット。(1本)※[A]の底板からはみ出るようならもう少し短くカットしてください。

[D]板幅18.3cmの木材を【8.2cm】の長さにカット。

[E]45cm×30cmの合板をカットしていきます。

合板のカット図

◆45cmの方を縦にして、幅21.7cm・高さ19.5cmにカットします。(2枚)※縦横ともに、はみ出るようならもう少し短くカットしてください。

[F]上の[E]でカットした合板の残りが幅8.3cmになったので、それを幅6.9cm・長さ21.6cmにカットする。これがフタになります。

2枚に切り分けた木材

②:[A]の【21.7cm】の長さにカットした木材が2枚ありますが、そのうち1枚だけを2つに切り分けます。

  • まずは、幅2.8cmにカットする。(写真左側)
  • さらに、幅9.8cmにカットしておく。(写真右側)

電動トリマーで溝を掘る

③:次にトリマを使い、②でカットした木材に溝を掘ります。溝掘りに使用したのはストレートビット(4mm)です。ストレートビット(4mm)で、[A]の天板部分にスライド式のフタを入れるための溝と、[E]の合板を入れるための溝を掘りました。さらに[A]の底板部分にも同じように溝を掘っておきましょう。([E]の合板が入る両サイド)

溝を掘った木材

1cm未満の隙間を作る

④:次は②で幅9.8cmにカットした板に、電動ドリルで穴をあけます。

木の真ん中をカット
木材に溝を作る

穴を開けたら1cm幅に線を引き、線に沿ってノコギリでカットします。ここはコロコロクリーナが入る所です。カット面はやすりをかけてツルツルにしておきましょう。

合板の表面を加工する

合板
合板加工

⑤:次に、図面[E]の合板に深さ1/3程度の切れ目を入れ、板が3枚並んでいるような加工をしました。

全ての木材に色を塗る

⑥:まずは水性オイルステインを塗り、完全に乾かします。オイルステインが乾いたら、図面[B][D][E]の木材だけ水性ペンキで色を塗ります。

ミルクペイント
ダイソーのミルクペイント(スモーキーグリーン)

使用した塗料はこのミルクペイントです。実はこのおしゃれなペンキは、100円ショップ「ザ・ダイソー」の商品なのです!市場に出回っているミルクペイントの価格は1,000円くらいするので、それが100円(+税)で買えるとなるとかなりお得ですよね!

ペンキを塗った木材

これが全てのパーツです。木製品をミルクペイントで塗ると、フレンチテイストのおしゃれな色合いに仕上がりますよね~。

前面にステンシル加工する

ステンシルが完了した板

⑦:次の工程は、[E]の合板にステンシル加工をします。ステンシルシートは【ステンシルをはじめるなら100均へGO!】で作ったものを使いました。一度ステンシルシートを作っておけば何度も使いまわされるので本当に便利ですよね~。ここまで終わらせたらあとはパーツを組み立てるだけです。

コロコロスタンドのパーツを組み立てる

木ダボを入れる

⑧:中板の[C]と[D]を木ダボで繋ぎます。

⑨:続いて[B]も木ダボで繋ぐ。

組み立て作業
ビスでとめる

⑩:[A]の底板部分に、前の工程で繋げた[B][C][D]を取り付けます。ここは木の歪みを矯正したいので、木ダボではなく木工用ビスでしっかりと固定していきます。

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⑪:[A]の幅2.8cmにカットした天板部分を木ダボで繋ぐのですが、固定する前に[E]の合板を溝に入れてみてサイズを微調整しておきましょう。

スタンドの前部分を作る

合板がちゃんと溝に収まる事を確認したら、溝に木工用ボンドを流し込み[E]の合板を入れて、[A]の木ダボの位置と合わせて合体させます。

木材を繋げる前に確認

⑫:次は反対側です。上の写真のように、[A]の幅9.8cmにカットした天板部分と[B][C]の板に木ダボの穴を開け、[E]の合板を溝に入れた後に[A]を上から押し込み合体させしましょう。

引き出し用つまみを取り付ける

[F]に引き出し用つまみを取り付けるため、ドリルビット6mmで穴をあけます。

引き出し用つまみ

⑬:穴に引き出し用つまみを取り付けたら完成です!!ちなみにこの引き出し用つまみは100円ショップのセリアで買いましたよ。

さっそく完成したコロコロスタンドのフタを開けて中を見てみましょう。

スタンドの中身

やっぱりコロコロクリーナーとスペアテープは一緒に収納されている方が便利ですよね!

おしゃれなコロコロスタンド
スタンドの左側
スタンドの右側

ちょっと横の合板が薄すぎる気もしますが、前回よりもおしゃれな木製コロコロクリーナーに仕上がりました!

これなら掃除道具に見えないし、インテリアの一部として飾っておけますね。

前回のものと比べてみましょう!

スタンド2個
スタンドの後ろ

今回は[A]の内側の溝に[E]の合板を入れ込んだので、バランスが良くなりおしゃれな木製コロコロスタンドに仕上がりました。実際に使ってみた感想は、相変わらずコロコロクリーナーの出し入れがラクラクです。片手でサッと取り出せてパッと元に戻せるのでと~っても便利ですよ!

今回の作業時間は前回より少し短縮して、5時間。ステンシル作業さえ無かったら4時間以内で作れたかも知れません。気になる総材料費は、木材・部品・塗料(使用した分だけ)・コロコロクリーナー本体など全て合わせて、1,330円。

100円ショップ「ザ・ダイソー」の塗料を使用したおかげでコストダウンできました~

まとめ

  1. 横の合板は3mmでしたが、ちょっと薄すぎたので厚みが6mmくらいの合板で作れば良かったかなぁ。その場合は、溝を掘るストレートビットも6mmに合わせなければいけないですが…。
  2. 木ダボで繋いだ後は木工用ボンドが乾くまで、しっかりとクランプで固定しておいた方が良い。
DIY仲間のTさん

ところで、こっちもコロコロスタンド作ってみたよ!ちょっと見て~

ナチュラルスタンド
横から見てみる

これは、DIY仲間のTさんの作品です。Tさん曰く、この作り方はとっても簡単だったとのこと。

DIY仲間のTさん

廃材をカットして木工用ビスで固定しただけのものだよ。作業時間は3時間もないくらいかな~

装飾品は全て100円ショップSeria(セリア)で購入したそうですよ。木材は全て廃材を使ったため、0円。持ち手部分が随分と個性的~!コレ、どうなっているのか気になりますよね?

木の棒で出来た持ち手

コロコロクリーナーの持ち手は、道に落ちていた枯れ枝を使用したみたいです。Tさんのコロコロスタンドの制作費はたったの700円とのこと!!!とっても個性的で素敵な作品だな~、と思います。こうやって人のDIY作品を見るとものすごく勉強になりますよね。Tさんの作品を見てたら「私も今度は別のデザインのコロコロスタンドに挑戦してみよう!」と思った一日でした。

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