DIY初心者でも作れるスタイリッシュなティッシュケース

ウッドティッシュケース

今回は「diyに挑戦したい!」という、依頼主Yさんの作品作りをサポートしたいと思います。人生初のdiyでYさんが作ってみたいものとは、木製のティッシュケースだそう。木製のティッシュケースって、シンプルでもおしゃれに感じますよね。

依頼主Yさん

ネットショップでフタが沈むタイプのティッシュケースを見かけたんだけど、それがおしゃれで気に入ったの。同じようなものを作りたい!

ブログ管理人

どうせだったら、フィルム包装タイプと箱タイプ、両方のティッシュに対応できるものに仕上げましょう!

目次

ウッドティッシュケースの図面を作る

まずは作り方がよくわかるように、Yさん用の図面を作成してみました。

ウッドティシュケースの図面

ウッドティッシュケースの横幅が28cmもある理由は、風水でいう吉寸法にこだわってみたからです。

心理学や風水によると、人は毎日見るものに影響を受けるそう。Yさんは、自分が作ったティッシュケースを毎日見るわけなので「少しでも良い影響がありますように・・・」という私からの願いを込めて、吉寸法にこだわってみようと思います。

一般的な箱ティッシュの横幅は、21.5~25cm。本来ならば26cmくらいの横幅で作りたかったのですが、風水アイテムの魯班尺(ろはんじゃく)で見てみると、23.3~27.2cmまでは凶寸法でした。

魯班尺ろはんじゃく

このメジャーが魯班尺(ろはんじゃく)という風水アイテムで、1段目は門や玄関などの外回りに使い、インテリアの場合は2段目を使います。赤が吉寸法で、黒は凶寸法です。

横幅28cmは、【登科:試験に合格する】という意味で吉寸法になります。続いて高さ9cmは、【喜事:貴人と仕事をする】という意味でこちらも吉寸法。風水の観点から見ても良い物を作りたかったので、横幅・高さともに吉寸法に揃えてみました。

木材をカットしてやすりをかける

①:幅9cmの木材を、28cmの長さにカット×2本。(図面[A]の部分)

②:幅12cmの木材を、9cmの長さにカット×2本。(図面[B]の部分)

↑この木材、店頭のサイズ表示には、『幅12cm』と表示されていたのですが、実際には2mm大きく幅12.2cmでした!そんな事もあるのですね…。同じく①の木材も、店頭のサイズ表示より2mm大きく、実際の幅は9.2cm・・・。図面と実際のサイズが2mmも違うと、組み立てた時にズレが生じてしまうのでここは、

ウッドティッシュケースの作り方

図面のサイズは無視して、上の写真のように組み合わせる板同士をくっつけて線を引くほうが確実ですよ。

③:幅12cmの木材(実際には2mm大きく12.2cm)を、25.6cmの長さにカット×1本。(図面[C]の底部分)

④:[D]【フタ部分】幅12cmの木材(実際には2mm大きく12.2cm)を、25.3cmの長さにカット×1本。⇒その後、横幅を、11.7cmにカット。

カットしたあとの切り口は紙やすりで磨いて、木のささくれを取り除いておきましょう。

フタをカットし、オイルステインを塗る

フタ部分ですが、本体とのすき間が出来ないようにジャストサイズで作ってしまうと、フタがギチギチに詰まってスムーズに出し入れ出来なくなってしまうことも…。フタは本体よりも3mmほど小さく作る所がポイントです。

蓋の作り方

⑤:図面[D]の所です。上から5.5cm・下から5.5cmの所と、端から4.5cmの所に印を付け、ドリルで穴をあけましょう。

⑥:次に電動ノコギリで、上下の線の真ん中付近だけカットします。

端っこはノコギリで丁寧にカットするのですが、これ、DIY初心者にはなかなか難しかったようで、切り口がガタガタになってしまったようです。やすりで磨いて形を整えたのですが、きれいな直線にはなりませんでした。でも、それはそれで、味があって良いかも。

これで全てのパーツが揃ったので、全ての木材にオイルステインを塗ってウエスでふき取り完全に乾かします。

ウッドティッシュボックスを組み立てる

組み立て作業中

⑦:図面の[A]の釘を打つ場所に、キリで5mmほど真っ直ぐ穴を掘る。 (左右、上から1.5cm、下から1.5cm地点)
diy初心者は釘を真っ直ぐ打つ事が困難なので、釘を打つ前にキリで穴を真っ直ぐ掘っておくと、釘が曲がらず真っ直ぐ入ってくれますよ。

⑧:[B]の釘を打つ場所に、キリで5mmほど真っ直ぐ穴を掘る。(底板に釘がささる位置。下から6mm、横から2cm地点)

⑨木工用ボンドを塗り、釘を打って組み立てます。最初は横[A][B]から組み立てましょう。片面が終わったら、次は[C]の底部分を組み立て、そして最後に残りの横[A]を組み立てます。

楽しく作業中
依頼主Yさん

釘打ちは不安だったけど、友達のTちゃんに木材を固定してもらっていたから、隙間なく組み立てることができたよ。

楽しくDIYができて良かったです~

釘を打ち終わったら完成です!

ティッシュボックスの正面

おしゃれなウッドティッシュケースが出来上がりました!

箱ティッシュ

↑箱ティッシュを入れた場合はこんな感じ。

フィルムティッシュ

↑フィルム包装タイプの場合はこんな感じになります。

フィルム包装タイプを入れた時、上下のスペースがずいぶんと空いているので、ティッシュがズレたりしないか不安でしたが全くズレないので安心してください♪

ティッシュがズレる事もちぎれる事もなく、最後の一枚までスムーズにティッシュが取り出せますよ。もし、これに飽きたらステンシルで文字を書いたり、カラーチェンジしてみるのもいいと思います。


総材料費は、木材・オイルステイン(使用した分だけ)を合わせて、1,797円作業時間は、3時間でした

まとめ

  • ティッシュの取り出し口をカットする時、のこぎりの使い方を知らないと、直線がガタガタになってしまうので気をつけましょう。
  • 釘を打つ前にキリで真っ直ぐ穴を開けておくと釘打ちが楽です。
  • DIY未経験者でも難なく作れるので、これからDIYを始める方に是非挑戦してもらいたいです。
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