うわさのデコパージュ液を使ってインテリアプレートを作る!

インテリアプレートを作る

近年、100円ショップザ・ダイソーのカレンダーが「素敵過ぎる♪」と世間で話題になっていますよね。その中でも2017年度のカレンダーは最高でした。

カレンダーのデザイン

このオールドアメリカを思わせるカレンダーは発売当時、「クオリティが高すぎて100円には見えない!」と絶賛する声があちらこちらで聞かれてました。

それもそのはず、これはアメリカン雑貨のレトロブリキ看板のデザインだったんですね。

googleで画像検索したら、デザイン元のブリキ看板が出てきましたよ。ブリキ看板の方もめっちゃ素敵でした~

カレンダーのデザインはこれだけではなく、

アメリカンレトロ

見ての通り、1月~12月まで全てのページがハイセンス。日付の部分を切り離し、イラストの部分だけを飾ればそれだけでおしゃれなインテリアになります。

ただ、カレンダーの材質は紙なので加工しなければそのうち変形しちゃいます。そこで「来年は同じカレンダーをたくさん買って、様々な加工方法を試してみよう!」と思っていましたが残念な事に、2018年のカレンダーに同じデザインのものはありませんでした。

もしかして…著作権や使用料とかの問題があったのかな?残念だわ…

このオールドアメリカ風のカレンダーを部屋に飾りたいのですが、現品しかないため汚れたり破損したりするのが怖くて飾れません。何か良い方法はないものか?と考えた結果、現品をコピーしたうえで表面が破れないように加工しそれをウッドプレートにする事を思いつきました!

今回何を使って加工するかというと、それはデコパージュ液です!!!

ご存知の方も多いでしょうが、デコパージュとは布や木やガラスなどに切り抜いた絵を貼り、その上から専用のニスを塗って仕上げる装飾技法のことだそう。

ママさん達の間では、子供のうわばきやバッグにデコパージュするのが流行っているんだって!

デコパージュ液

これが噂のデコパージュ液。
どこで売っているのかというと、カレンダーと同じく、100円ショップダイソーの手芸売り場で販売されています。

デコパージュ初心者には100円(+税)という価格はありがたい!

安かったので、失敗したとき用と足りなくなった時用に3本買いました!

それではさっそくインテリアプレート作りに取り掛かりましょう!

準備するものは下記の9つ

  • 定規
  • 合板(30cm×45cm)※100円ショップのSeria(セリア)で購入
  • カレンダーをコピーした紙※インクジェットプリントは滲むので不可。レーザープリンターで印刷すること。
  • カッターナイフ
  • キリ
  • デコパージュ液(オールマイティ)
  • 刷毛・オイルステイン(色:ウォルナット)
  • 乾いた雑巾
目次

合板をカットする

①:まずはプリントした紙と合板の大きさを合わせたかったので、合板の長いほうを30cmにカットしました。

カッターナイフで切る

100円ショップのSeria(セリア)で購入した合板は、板の厚みがたったの3mmだったので、カッターナイフで簡単にカットできましたよ。

キリで穴を開ける

②:キリを使って、合板の四隅に開けます。

この穴は、がびょうを通す穴になるんだよ

オイルステインを塗る

オイルステイン

③:ウォルナットという色のオイルステインを塗ってウエスでふき取り、乾かします。

この色、古びた感じが出ていて良いですよね~。

コピーした紙を合板に貼り付ける

のりを付ける

④:レーザープリンターでコピーした紙を用意します。インクジェットでプリントした紙は滲んでしまうため使えません。

まずは何もプリントされていない裏面に、刷毛を使って紙全体にデコパージュ液を塗っていきます。

塗り終わったら表面にし、空気が入らないように雑巾で押さえながら③の合板に貼り付けましょう。

【注意点①】紙の端からはみ出るくらいたっぷりとまんべんなく液を塗る。

【注意点②】液の水分で紙がすぐに丸まってしまうので急いで塗ること。

【注意点③】貼り付ける時は端から少しずつ貼る。

表面にデコパージュ液を塗る

⑤:裏面に塗ったデコパージュ液が完全に乾いたら、今度は表面全体にデコパージュ液を塗ります。

デコパージュ液を塗る

刷毛の筋がどうしても残ってしまいますが、乾いたら透明になり筋が消えるのであまり気にしなくても良いみたいですよ。

これも裏面と同じく、デコパージュ液が合板からはみ出るようにたっぷりと塗ってくださいね。

デコパージュ液が完全に乾いたら、アメリカンレトロ風のインテリアプレートが完成しました!!!

ビンテージ風プレート

本来ならばデコパージュに使う紙はコピー用紙ではなく、裏が透けるくらいの薄~い紙を使った方が良いとの事。薄い紙を使う事によって下の素材とキレイに一体化するらしいです。

本当は、可愛い絵柄の紙ナプキンを使うのよね。今度そっちもやってみようかな♪

このデコパージュは、接着とコーティングの二役をこなすアイテムだそう。完全に乾いた後のプレートはまるでニスを塗ったかのように水をはじくので、湿気で変形するような事はないみたいですね。

今回の材料費は、デコパージュ液・合板・カラーコピー代・オイルステイン代合わせて、たったの365円でした!!!

作業時間は1時間弱です。(※オイルステインやデコパージュ液を乾かす時間は省く)

今までのDIY作業の中で最短ですよw超簡単なうえにたったの365円でインテリアプレートが作れるなんてなんだかすごく得した気分でした♪

まとめ

  1. インクジェットではなく、レーザープリンターで印刷された紙を使う。
  2. デコパージュ液を貼り付ける時は【すばやく塗ってすばやく貼り付ける】
  3. 表面にデコパージュ液を塗る時はたっぷりと一回で塗る。
  4. 重ね塗りする場合は最初に塗った液が乾いてから塗る。

さらに、ちょっと面白いプレートの作り方をDIY仲間から教えてもらったので、これから試してみようと思います。

絵柄をコピーする

①:まずは、イラストを左右反転させる。

②:左右反転させたイラストをコピー用紙にプリントする。(※インクジェットは滲むので不可。レーザープリントで印刷する事。)

③:オイルステインを塗った合板の表面に、デコパージュ液をまんべんなく塗る。次に、プリントしたイラストの表面にも同じようにデコパージュ液を塗る。デコパージュ液が塗ってある面同士をくっつけてシワができないよう乾いた雑巾で押さえ空気を抜く。
④:完全に乾いたら、水で洗い流しながら紙をはがしていく。

洗い流す


指先でこすりながら洗い流すとポロポロと簡単に紙が剥がれますよ。写真はまだ洗い流している途中でが、すでにコピー用紙のイラストが合板に転写されていますよね。これはスゴイ・・・。合板に転写されたというよりは、合板の上に塗っているデコパージュ液にインクが吸い付いたような感じかな?

ただし転写する時に気をつける点があります。それは、白色の部分だけは転写されないところ。

白色の部分は洗い流す時に紙と一緒に剥がれ落ちるので、もし白色を残したい場合は、下地の色を白色のペンキで塗っておくと良いみたいですよ。

乾燥させる前の板

紙を洗い流して乾燥させたら、紙の繊維(?)でしょうか?うっすら白くなっていますよね。てっきり失敗かとおもいきや、仕上げに表面全体にデコパージュ液を塗ったらクリアになりました。完成品がこちら↓

完成品

所々剥げてしまっている部分が気になるけど、最初はこんなもんでしょ

合板と紙との間に空気が入っていたり、完全に乾いていないのに洗い流したりすると、この写真のように剥がれてしまう場合があるので注意してください。キレイに転写させるコツを掴めば、おしゃれな看板やサインプレートなどが簡単に作れそうですよね♪
今日はデコパージュにいろいろな可能性を感じた一日でした。

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