今回のdiyはテーブル脚の作り方をご紹介したいと思います。テーブルの木製天板は円形のものがすでに用意されているので、それに合うように脚まわりを作りローテーブルを仕上げていこうと思います。
円形の木製天板って色を塗らなくてもおしゃれな雰囲気が出ていますよね~
ローテーブルの脚に使う木材
■ 2×2材(長180×厚3.8×幅3.8cm)⇒2本
■ 1×3材(長180×厚1.9×幅6.4cm)⇒2本
■角材(長90×厚6×幅6cm)⇒2本
パーツをカットし塗装する
上の写真の形になるように、サイズを測りカットします。(※写真の① 2×2材は、4本ともジャストサイズではなく、大きめにカットしておくこと)また、脚の切り口が少しでも斜めになっているとテーブルがガタつく原因になるので、きれいに垂直にカットし、4本ともピタッと同じ長さに揃えましょう。
カットが済んだら切り口をサンドペーパーで磨き、全てのパーツと天板にオイルステインを塗り乾かします。
パーツを組み立てる
次は組み立て作業。まずは円形の天板の上に写真②の【 1×3材】を置き、上下左右のバランスを取り天板に印を付けておく。その後、木材の端を木ビスで固定し、四角い枠を作ります。(下穴を開ける事を忘れずに!)
先ほど作った四角の枠と天板を木ダボで繋げます。・・・この時は木ダボで繋げたのですが、後から思えばドリルで3.9cmの穴を掘って、そこから4cmの木工用ビスを打ち込んだ方が良かったかなぁ・・・。
四角の枠6.4cm-穴の深さ3.9cm=2.5
ネジ4cm-2.5=1.5cm→天板の厚みが3cm-1.5cm=1.5cmのビスが天板にささる
そっちの方が木ダボよりも簡単でしたよね
脚と天板を木ダボでつなぐ
次に、パーツの写真③の脚と天板を木ダボで繋ぎます。脚を4本取り付けたらクランプで固定し、天板ごと裏返してテーブルが「ガタガタしていないか?」をチェックします。ガタガタのチェックが終わったらまた裏返して、今度は木ビスで脚と枠を完全に固定します。
2×2材をギチギチに取り付ける
次は残りのパーツ、2×2材を内側に入れ込みます。最初にわざと大きめにカットしたので入りませんよね?
ここが重要ポイントですよ
この2×2材は脚と脚を支える、言わば突っ張り棒のような役割。そのため、脚と脚との間を隙間なくぎゅうぎゅうに入れないと意味が無いのです。ゴムハンマーで叩いてなんとか入るくらいギチギチサイズで微調整していきましょう。
木材の歪みで各辺の長さが微妙に違ってくる場合があるので、まとめてカットせずに一辺ずつ調整しながらカットした方が良いみたい。2×2材をぎゅうぎゅうに押し込めた後は、木ビスで固定。天板の厚みが3cm、2×2材の厚みが3.8cmなので、ネジ頭が1cm入り込んだとして木ビスは4~4.5cmの物を使用すると良いですね。
下穴処理をする
次はdiy作業ではお決まりのネジ穴埋めです。ネジ穴に木工用ボンドと木ダボを入れ込みボンドが乾くのを待ちます。ボンドが乾いたら木ダボの出ている部分をカットし、周辺をヤスリで削って整える。最後に木ダボにオイルステインを塗って仕上げます。
ブライワックスで仕上げる
オイルステインを塗っただけでも十分なのですが、もっとおしゃれに見えるようにブライワックス(色:ジャコビアン)を塗ることにしました。ブライワックスは蜜蝋やカルナウバロウ(口紅やアイシャドウの原料)という自然素材が使われている安心安全なカラーワックス。DIYerたちにはおなじみのワックスですね。無垢の木材に使えるのでオイルステインを塗らずにこっちを使えば良かったかなぁ…。
ブライワックスがもったいないので天板だけ塗りました!
ブライワックスを塗り4時間以上乾かします。ワックスが乾いたら、タワシでシャカシャカ磨いて馴染ませ乾いた布で拭きます。これで、円形ローテーブルが完成しました。
風水の観点からみても良いものを作りたかったので、テーブルの高さは36.5cmの吉寸法に合わせています。高さ36.5cmのインテリアは【六合(財を得やすい)】という意味。このテーブルで仕事をどんどんこなすので、そのぶん財を得やすくなればイイな(笑)
今回のdiy作業は約2時間。(オイルステインや木工用ボンドが乾く時間は省く)とても単純な作り方だったので出来上がりがどうなる事かと心配でしたが、想像以上にしっかりとした構造になりました。
気になる脚まわりの材料費は、2×2材・1×3材・脚の木材と、オイルステインなどを合わせて4,452円!ホームセンターで販売されている金具付きの脚は1本1,400円くらい(4本で5,600円)。という事は、diyで1,000円以上は安くなりましたね。
まとめ
■1×3材の枠を天板に繋ぐ時は木ダボではなく、ドリルで穴を掘って木ビスをうった方が良い。
■オイルステインを塗らずにブライワックスだけで仕上げればよかった。
■2×2材はわざと大きめにカットし、ゴムハンマーで叩かないと入らないくらいがベスト。
■市販のものと手作りとでは約1,000円の差がある。その差が大きいか小さいかは人それぞれ。
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