今回のdiyは、ミシン糸を沢山使うハンドメイド作家さんからのご依頼で【ミシン糸収納スタンド】を作る事になりました。
お洋服や雑貨など、いろいろな物をミシンで作っているハンドメイド作家さんなので、使用するミシン糸は約30種類もあるそう。そんなに沢山のミシン糸があるならお裁縫BOXには入りきらないし、箱収納になると取り出すのにも苦労しますよね…。
そこで今回は、パッと見て必要な糸をサッと取り出すことが出来る便利なミシン糸収納スタンドをdiyしたいと思います。
糸立ての下にはボビンの収納スペースも作りますよ♪
材料を揃える
まずは簡単な図面を作って材料を揃えます。
使用する木材は、1×3材(ワンバイスリー ザイ)のみ!この1×3材を図面の長さにカットしていきましょう!
ちなみに高さと幅は、物の吉凶を測る魯班尺(ろはんじゃく)という風水アイテムを使い【吉寸法(きちすんぽう)】に合わせています♪
◆横幅68.6cmは→添丁…家族増え繁栄
◆高さ49.9cmは→納福…すべて順調に運ぶ
◆奥行10.1cmは→進寶…クジ運が強い
と、いう意味を持ちます。
風水と言ってもこんな小物家具ひとつで運勢が変わるとは思えないですが、【吉寸法】と言われると何だか運が良くなる気がしますよね~♪
ミシン糸収納スタンドの横板に印をつける
図面[A]に[B]の取り付け位置を鉛筆で書き、上部を同じ角度でカットします。
角度は35度くらい。[B]を取り付ける間隔は10cm幅です。もう少し狭くても良かったかも知れませんが、あまり狭くなると糸を出し入れするのに苦労するのでご注意ください。
次に、カット面のささくれはサンドペーパーで取り除き、ついでに上部の角も丸くしておきます。
ミシン糸を立てる棒を取り付ける
次は、図面[B]の木材に目印を付け、6mmのドリルビットを使って穴を開けていきます。
穴は深さ1.6cmくらい。貫通してしまわないように注意しましょう!
ミシン糸を立てる棒は木ダボ(直径6mm×長さ50mm)を使います。
偶然にも直径6mmの木ダボとミシン糸の穴のサイズが
ぴったりだったんです♪
次はいよいよ、先ほどの穴に木工用ボンドを流し入れ、木ダボを入れ込みます。
木ダボが斜めにならないように、板と直角になるように差し込みます。
ボンドが入っているせいで入りにくくなっているので、ゴムハンマーで軽~くたたいてあげると入りますよ。
木ダボを入れ込んだ後は定規を使って、板と木ダボが直角になっているかをチェックしましょう。
シリコンカラースプレーで塗装する
木工用ボンドが乾いたら、シリコンカラースプレーで塗装していきます。
刷毛塗りだと木ダボが邪魔になって塗り辛いですが、スプレーなら難なく塗ることができて便利ですよね。
しかもこれ、シリコンが塗膜を作ってくれるので、木材同士をより強力に接着してくれるらしいです。
ミシン糸収納スタンドのパーツを組み立てる
シリコンカラースプレーが完全に乾いたら、図面[A]と[B]を木ネジでくっつけます。(※木ネジを打つ前に下穴を開けましょう)
これでミシン糸を収納する部分が完成したので、次は下部分を作ります。
最初は図面の[A]と[C]を木ネジで取り付け、次に[D]を[A]に取り付けます。
最後に[E]を取り付けたら完成です。
仕上げに木ネジを打った箇所の下穴処理をしましょう。
下穴はDIYではおなじみのウッドパテで埋めていきます。
ウッドパテが乾いたら表面をサンドペーパーで削り塗装します。
これでミシン糸収納スタンドが完成しました!!!
下部分も全て1×3材で作ったおかげでどっしりと安定感抜群に仕上がりました!
薄さはわずか10cmなので机の上に置いても作業の邪魔にはなりませんよね♪
さっそくミシン糸を入れてみましょう!
私が持っているミシン糸は数が少ないのでこんな感じですが、この糸立てには48個ものミシン糸が入ります♪
下部分はボビンを入れても良いですが、ミシン糸だけ入れると38個は入りますよ。
という事は、上部分と合わせると86個ものミシン糸が収納できますね。
上の板に手があたることもなく出し入れしやすいのでストレスフリーです♪
ミシン糸の収納に困っている方はぜひ作ってみてくださいね~
これなら一目瞭然!しかもサッと取り出せて便利だよね
ミシン糸が色別に整理整頓出来て助かるわ~♪
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