今回のDIYは、ビンテージ風のおしゃれなローテーブルにチャレンジします。DIYと言えばローテーブルというくらい、多くの人が手作りされていますよね。私もdiyを始めた頃に作った事がありますが、適当に作ったのにもかかわらず15年以上使い続ける事ができました。木材って結構丈夫なんですね♪
今回は依頼主がいるので、もちろん適当ではなく、きちんと依頼主のご希望通りに作ろうと思います。
ローテーブルは折りたたみにしてもらえますか?
あと、古びたようなビンテージ風が好みです。
天板はブライワックスを塗って仕上げるとビンテージ風になりますよ。
折りたたみ脚もおしゃれになるように、アイアン塗料を使いましょう!
図面と買い物リストを作る
ローテーブルの脚は、角材に【折れ脚金具】を取り付けて折りたためるようにしようと思います。
木材はdiyでよく使われる【SPF材】のワンバイ材を選んでいます。
ローテーブルの天板と脚をカットする
①:最初に、幅18.3cmの板を、90cmの長さにカット。(×3本)これが天板になります。
②:①と同じ幅18.3cmの板を、54.9cmの長さにカット。(×2本)これは裏側の板です。
③:幅8.9cmの板を、53.4cmの長さにカット。(×2本)これが裏側の上下の板になります。
④:幅8.9cmの板を、37.1cmの長さにカット。(×1本)これは裏側の真ん中の板です。
⑤:幅4.5cmの角材を、35.5cmの長さにカット。(×4本)これが折りたたみの脚になります。
カットした後はやすりかけをお忘れなく。
ブライワックスを塗る
全ての木材に色を塗ります。
どうです?古びた感じに仕上がっていますよね?
ローテーブルの天板は、ビンテージ感を出したかったので、ブライワックス(ジャコビアン)を使いました。
ブライワックスは蜜蝋や植物性の天然素材カルナウバを主原料にしたワックスだそう。
身体に害がないので、食卓テーブルに使っても安心ですよね。
折りたたみ脚に色を塗る
⑧:脚部分の作り方に入る前に、まずは色を塗ります。
アイアン風に仕上げたかったので、最初に黒の塗料を薄く塗り、その後アイアンペイントを塗って仕上げてみました。写真では分かり辛いですが、実物はもっとアイアン風に仕上がっていますよ。
ローテーブルの天板を組み立てる
⑧:いよいよテーブルのパーツを組み立てていきます。
最初に、①の天板を裏側にひっくり返して3枚並べます。
板と板の隙間が開かないようにぴったりとくっつけておきます。この時にクランプを使うと良いですよ。
その上に②~④の板を置き、木工用ビスで取り付けていきましょう!
裏側から長さ3cmの木工用ビスを打って上下2枚の板を繋げます。
図面の【●】がビスを打つ場所です。
②でカットした板が[A]、③でカットした板が[B]、④でカットした板が[C]となっています。
※図面の■は折りたたみの脚を取り付ける場所です。
折りたたみの脚を取り付ける
⑨:次は折りたたみ金具と脚を取り付ける作業です。
折りたたみ脚金具を取り付ける前に、上の写真のように脚を折りたたんだ状態にし、全体のバランスをとりましょう。もしも適当な位置に取り付けてしまうと、折りたたんだ時に脚同士がぶつかり、上手く折りたためなくなる可能性が出てくるので注意した方が良いですよ。
バランスを取って、折りたたみ金具と脚を木工用ビスで取り付けたら【折りたたみロ-テ-ブル】が完成です!
総材料費は、木材・金具・アイアン塗料・ワックス(使用した分だけ)など、全て合わせて7,074円。折りたたみの金具とアイアン塗料を買ったので、ちょっとコストがかかりましたね。
作業時間は、ワックスを乾かす時間を入れて4時間。なんだかあっという間にローテーブル作りが終わったような気がします。。。ローテーブルの作り方はいろいろあるので、次回はもう少し違う方法で挑戦してみようと思います。
2人で使うのにちょうど良いサイズでした!実際に使い込んでもっとビンテージっぽくしたいです♪
時と共にワックスが落ちてくるから、その時は好きな色で塗り直してくださいね。傷の上からワックスを塗るとよりいい感じに仕上がりますよ
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