猫の暑さ対策!ひんやりプレートBOXで猛暑を乗り越えよう!

猫用ひんやりプレート

2018年8月。今年の夏は未だかつて経験したことのない酷暑に見舞われています。7月には気象庁が緊急記者会見を行い「命に危険があるような暑さ。一つの災害だと認識している。8月も35度以上の猛暑日が続く恐れがある」と、日本国民に警告を発しました。

こんなに過酷な暑さだと猫たちが心配…

家を空ける際、窓全開&扇風機をつけて外出していますが、それでもやはり暑いですよね…。エアコンが止まっている時間帯の猫たちの様子はというと・・・

暑がっている猫
仰向けの猫

↑こんなにぐったりしています。やはり窓全開&扇風機だけではこの暑さはしのげそうもないですよね。

アルミプレート

猫の暑さ対策グッズを調べてペット用ひんやりアルミプレートを購入しましたが、猫の体温と室温の高さであっという間にホットプレートになってしまいます。

そこで今回は、このペット用アルミプレートがホットプレートにならないように「保冷剤」が入るひんやりBOXを手作りしようと思います。


手作りすると言っても四角い枠を作るだけなのでとっても簡単ですよ。

 準備するもの 

準備するもの

木材:長さ198cm×厚み1.5cm×幅3.5cm⇒1本

木材:杉の野地板 長さ180cm×厚み1cm×幅10.4cm⇒1本

プラダン(100均のSeria(セリア)で購入)⇒2枚

アルミロールシート(100均のSeria(セリア)で購入)⇒1本

ハードタイプの保冷剤(100均のダイソーで購入)

ペット用ひんやりアルミプレート

その他、【塗料】・【木ネジ】・【両面テープ】が必要です

このひんやりBOXを作るうえで一番注意すべき事は、ペット用アルミプレートに保冷剤がくっつかないようにする事です。アルミプレートに保冷剤がくっついてしまうと表面が濡れた状態になったり、刺激的な冷たさになり猫たちが嫌がってしまうので注意してくださいね。

そこで!まず最初にやるべき作業は保冷剤の厚みを測ることです。私が購入した保冷剤は、ハードタイプの保冷剤。

100均ダイソーの商品ですよ

ハードタイプの保冷剤

この保冷剤の厚みは2.5cm。保冷剤とアルミプレートとの空間は、1cm以上は必要なので、3.5cm以上の木幅を選んでくださいね。

次に、材料を購入する前にペット用ひんやりアルミプレートのサイズを確認しましょう。私が購入したアルミプレートは、縦が50cm、横が40cmでした。

サイズを測ったらさっそく作業開始です

目次

木材をカットする

①:細長いほうの木材(長さ198cm×厚み1.5cm×幅3.5cm)を、50cmにカットします。←×2本。残りを、37cmにカットすしてください。←×2本。これで縦横2本ずつ、計4本の木材が揃いました。

②:杉の野地板(長さ180cm×厚み1cm×幅10.4cm)を50cmの長さにカットしましょう。

木を半分にカットする

次に、この板を縦に真っ二つにカットし板幅5.2cmずつにします。この板はアルミプレートがズレ落ちないようにするための板なのですが、①の木材より高さがあれば板幅5.2cmにこだわる必要はないですよ。

BOXを組み立てる

木材を繋げる

③:①で50cmにカットした長い方の木材に下穴を開け、ボンドを塗った後に木工用ビスで短い木材と繋げます。

※必ず下穴を開けてから木工ビスを打ってください。下穴を開けないと木が割れちゃいますよ

この作業を、四方向繰り返すと四角い枠が完成します。出来上がった枠とペット用ひんやりアルミプレートはぴったり同じサイズになっているはずなので確認してくださいね。

木材を塗装する

④:①と②の木材を塗装します。水性ペンキでも水性オイルステインでもどちらでも良いですよ。ただし、枠の中が保冷剤の冷気で湿気るので、カビが生えないようにしっかりと2度塗りした方が良いと思います。私の場合は水性オイルステインを使いました。

ひんやりプレートの底を作る

⑤:100円ショップのSeria(セリア)で購入したプラダンをカットしていきます。

プラダンをカット

プラダンとはその名前の通り、プラスチックダンボールの略だそう。

これがひんやりBOXの底の部分になります

ベニヤ板ではなくプラダンを選んだ理由は、床に直置きするので底面の強度はさほど必要ではないのと、あとは作業時間とコストを削減したかったからです。

⑥:次にアルミロールシートを枠の大きさにカットした後、枠の上部全体に両面テープを貼ります。

アルミシート
プラダンを貼り付ける

両面テープに先ほどカットしたアルミロールシートを貼り付けます。アルミ面を枠の内側にし、ピンと引っ張りながら貼り付けた方が良いですよ。

私はピンと張るのを忘れたので、ちょっとシワが出来ちゃいました

タッカーで貼り付ける


⑦:⑤でカットしたプラダンをアルミロールシートの上に置き、タッカーで取り付けます。これでアルミシートとプラダンが一緒にくっつきましたね。


枠の中

ひっくり返すとこんな感じになります。

アルミシートをちゃんと引っ張っていなかったので、少しだけシワが寄ってしまいました(泣)

ズレ防止の板を取り付ける

ズレ防止の板


⑧:②でカットした杉の野地板に下穴を開け、枠に取り付けると猫の暑さ対策グッズ【ひんやりプレ-トBOX】が完成しました!

ひんやりプレートBOX完成品

保冷剤は3個入るのですが、2個だけでも十分な冷却効果があるのでこれ以上は必要ありません。もしかすると保冷剤は1個だけでも十分かもしれないです。保冷剤が直接触れる底部分は水滴が付くので、フリーザーバッグに入れて使用する事にしましたよ。

保冷剤を2個入れる
プレートの蓋

アルミプレートの中はまるでクーラーボックスのようになっていました!

アルミプレートの表面が冷え過ぎてしまった場合は、保冷剤の上にタオルを乗せて温度を調整してあげると良いですよ。次に横の仕上がりを見てみましょう。

横からみた所
テープを貼った木材

あらら。失敗無く作れたと思ったのですが、横から見るとプラダンの白い色が目立ち手作り感が出ているので、木目調のテープを貼って見た目を良くしてみました。

今回の作業時間は、1時間15分。

材料費は、木材・木ネジ・塗料・テープなど全て合わせて844円。(※保冷剤とペット用ひんやりアルミプレートの金額は省く)

まとめ

保冷剤の厚みよりも、3cmくらい高さがある木材を買う。

ズレ防止の板は枠より高さがあれば何センチでも良い。

プラダンと枠の横部分は木目調のテープで隠すと見た目が良くなる。

さて、手作りのひんやりプレートBOXを、我が家の猫たちは気に入ってくれるでしょうか…

猫がくつろぐ

まずは、キジ白の猫は大満足のご様子。そこに長毛MIXの猫がやって来てキジ白の猫を押しのけ…

猫2匹
白猫がくつろぐ

長毛MIX猫もくつろぎだしました。どうやら2匹とも気に入ってくれたようなので、喧嘩しないように同じ物をもう一個作ろうと思います。この暑さ対策グッズで猫たちを救うことができますように…。

猫たちが無事に酷暑を乗り切れる事を祈ります!

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