今回はdiy女子部の仲間、Kさんからのご依頼で紙芝居舞台を作る事になりました。
A4サイズで知育系の紙芝居を作ったの。紙芝居だと子供たちの集中力や聞く力が養われていいわよね。紙芝居を入れる舞台が欲しいな
プチプラで簡単な紙芝居舞台の作り方を考えましたよ!私もサポートするので、Kさん、頑張って作ってください~
まずは、依頼主のKさんが分かりやすいように、簡単な図面と手順書を作成してみました。紙芝居はA4の大きさで作っているそうなので、サイズはそれに合わせてます。
紙芝居舞台の枠に使用する木材は、ツルツルと肌触りの良い白木板を使います。
- 厚み2.4cm×幅2.4cm×長さ90cmが1本。
- 厚み1.2cm×幅4.2cm×長さ180cmが2本。
- 扉部分 :横36cm×縦27cmの集成材(白木板ではありません)が1枚。
図面と手順書を作る
木材をカットし、やすりかけ&塗装する
まずは手順書の、①~③の工程。36cmの長さにカットした木に、残りの木材を貼り付けていくだけなのでとっても簡単ですよ。縦に貼る木(27cm)と、横に貼る木(27.6cm)はほぼ同じ長さなので、間違えないように印をつけるか、離れた場所に分けて置いておきましょう。
②の工程で縦の板を1本だけ半月型にカットする事をお忘れなく。
何で1本だけ半月型にカットするの?そのままじゃダメなの?
そのままだったら指が入らず紙芝居がつまみ出せないんですよ。指が入る隙間さえ出来れば、半月型じゃなくても四角でも三角でも良いですよ。
紙芝居舞台の枠の幅は2.4cm。この2.4cmの狭い隙間に指が2本入る大人っていませんよね。もしこの木材を半月型にカットしなかったら、紙芝居をつまむ事が出来ず、引っ張り出すのに苦労するので絶対にカットした方が良いと思います。カットする時は糸ノコギリを使うと簡単ですよ。
手順書の、⑦の工程です。木工用ボンドで貼り付けてその上から釘をうちます。
木工用ボンドが完全に乾いたらオイルステインを塗って布でふき取り、乾燥させます。
オイルステインの色は、レトロな風合いが出るチークがおすすめです。
これで枠の部分は完成。本当に簡単ですよね。
紙芝居舞台の扉を作る
次は手順書の、⑤の扉部分の工程。
板の厚みが1cmある集成材を、横36cm×縦27cmにカットします。
集成材じゃなくても良いですが、集成材は軽いので小物作りにはオススメです。ここで重要なポイントは、扉の板は厚みが1cm以上あるものを選んでください。
その理由は、蝶番の片方の羽根の幅が約1cmあるので、板の厚みが1cm未満になると板から蝶番がはみ出て取り付けられなくなるからです。
次に、ジグソーを使い、模様に沿ってカットします。カットした後は、やすりかけと塗装をして乾かしておきます。
蝶番と取っ手をつける
次はいよいよ最終工程です。
扉と本体に蝶番・取っ手・止め金具を取り付けたら、昭和レトロ風の紙芝居舞台が完成!!!
この紙芝居舞台の形ですが、昭和30年頃に使われていたものを参考にデザインしてみました。
どことなくレトロな感じが漂っていますよね。
材料費は、木材・金具・オイルステインなど全て合わせて2,000円くらい。
金具は全て100円ショップのSeria(セリア)で購入しました。
作業時間は、ご飯やおやつ休憩を入れながら作ったので4時間30分くらいでした。
まとめ
- カット後の切り口は、やすりでツルツルになるまで磨いた方が見栄えが良い。
- 紙芝居舞台の枠に使用する木幅が4cm以下だった場合、指が入らないので取り出し口をカットする必要がある。
- 扉に使用する木材の厚みは、蝶番の片方の羽根の幅だけ必要。
あれから紙芝居舞台は大活躍しているよ。
DIY初心者でも簡単に作れて楽しかったわ~
お手軽に昭和レトロ風なものが完成しましたね!
またいつか一緒にDIYやりましょう!
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