今回のdiyは、Iさんからのご依頼で木製の“縁台(えんだい)”を作る事になりました。
↑この窓の下に縁台を置きたいそうです。希望のサイズは、横幅180cm×奥行き50cm×高さ50cmだそう。
縁台の上に乗って洗濯物を干すから、グラグラしない頑丈なものを作ってね~
承知しました!屋外用の木を使って頑丈に仕上げますね
木製縁台の図面を作る
まずは図面を作り、買うものと作り方を確認します。屋外で使う縁台はウッドデッキに使うようなハードウッド(堅い木)がおすすめ。DIYでおなじみのspf材は柔らかく加工しやすいですが、水分を吸収しやすく腐りやすいため屋外には不向きだそう。そこで今回は、カッチカチに堅い杉乾燥材を使うことにしました。
木材をカットする
全ての木材を図面通りの長さにカットします。
次は図面[D]の脚(6本)をL字にカット。[B]の幅(8.9cm)×厚み(3.8cm)の分カットしたいのですが…、
木が堅すぎてぜんぜんカットできないんです。
なんねこの木!がばい堅かやん!のこぎりが全然進まん!
非力なおばさんにはこれ以上は無理!そこで、丸ノコでたくさん切れ込みを入れてそれをガシガシと切り落とすようにカットしました。
力任せにカットしたせいで切り口がガタガタしていますが、ここは見えない部分なのでまぁいいか。
油性オイルステインを塗る
カット&やすりかけが終わったら、防虫・防腐・防かびに優れ、はっ水効果のある油性オイルステインを塗ります。
オイルステインは1度塗りではなく、重ね塗りしてよ~く染み込ませておいた方が良いですよ。
縁台の脚を組み立てる
図面[E](長さ40cm)の木材を使って脚と脚を繋げます。
本当は脚を“コの字”にくり抜いてそこに[E]の木材を入れたかったのですが、この木、めっちゃ堅いですからね!また苦戦する事を考えたら嫌気が差したので、金具で繋げることにしました。残りの脚も同じように[E]を繋げていきましょう。
縁台を組み立てる
図面[B]と[C]を繋げ枠を作ります。その上に[A]を等間隔に乗せてビスで固定しましょう。
先ほど組み立てた天板を脚の上に乗せ、脚と天板の枠組みを木ビスでしっかり固定。
これで“木製の縁台”が出来上がりました!
上に乗ってゆすってもぜんぜんグラつかない!安定感抜群だよ♪
作り方は簡単だったけど頑丈にできて良かったです~
まとめ
◆図面を作る時は、地面に置くブロックの高さも含めて縁台の高さを出す。
◆縁台には堅い木を使った方が良い。しかし加工する時、堅すぎて苦労する。
◆油性オイルステインは、木材によ~く染み込ませておいた方が良い。
◆脚の支え部分は金具で繋ぐよりも、コの字にくり抜いたところに入れ込む方がおすすめ。
反省点 設置場所の地面がボコボコと波打っていたので、ブロックを置く時点で苦労しました。地面の状態は事前に確認するべきだったなぁ
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