前回、DIY初心者でも作れるウッドティッシュケースの作り方をご紹介しましたが、今回はさらに簡単な木製のティッシュケースにチャレンジしたいと思います。
子供でも作れて、しかもおしゃれなウッドティッシュケースの作り方を教えて~
それなら、木材をカットして組み立てるだけのものを作りましょう
前回のように、木材に穴をあける電動ドリルは使用しないで、カットして組み立てるだけという超簡単なティッシュケースに改良しました。材料は下記の通りです。
買い物リストと図面を作る
使用する材料は前回と全て同じものです。
木材は、幅9cmのものと、幅12cmのもの、2本だけを使います。ホームセンターで購入する木材についてですが、表示されているサイズと実際のサイズとでは、多少誤差があるので注意が必要です。今回も、店頭のサイズ表示と2mmの誤差がありました。※実際のサイズは作業前に確認し、それに合わせて図面のサイズを変更して下さい。
木材をカットする
①:[A]幅9cmの木材を、28cmの長さにカット。×2本。
②:[C]幅12cmの木材を、25.6cmの長さにカット。×1本。
③:[B]幅12cmの木材を、9cmの長さにカット。×2本。※これは、[A]の木幅に合わせてください。ホームセンターの店頭に表示されている木幅は9cmだったのですが、実際には9.2cmだったので、[B]を図面通り9cmで作ったら2mmズレてしまいます。
そこで、写真のように[A][B]の高さをきっちりと合わせ線を引くようにしてくださいね。
④:[D]板幅12cmを、25.3cmの長さにカット。×1本。それを、板幅5cmにカットする。×2本。
⑤:[D]残りの板を、11.7cmの長さにカット。×1本。それを、板幅5cmにカットする。×2本。
これでカット作業は全て終了です。
紙やすりで磨き、オイルステインを塗る
⑥:紙やすりで木材をカットした面を磨きささくれを取り除きます。ついでに表面も磨いてすべすべにしましょう!
⑦:水性のオイルステインを塗りウエスでふき取り、完全に乾かします。乾燥時間はオイルステインの容器に書いてあるので、それを参考にしてくださいね。
ステンシルをしておしゃれに仕上げる
⑧幅5cm以上のマスキングテープを[A]に貼ります。空気が入らないようにぴったりと貼りましょう。好きな文字をコピー用紙にプリントしたら、カーボン用紙で文字を転写します。
転写された文字をデザインカッターでくり抜き、塗料スプレーで文字に色をつけましょう。スプレーをふるまえに、周りを養生することをお忘れなく。
えーーーっ!このやり方めっちゃめんどくさい!時間かかるし、マステって粘着があって切りにくいし、下手したらカッターで木が傷つくじゃん!
それじゃあステンシルシートを使ったらいいよ。すでにカットされているものもあるので、あとは文字の上から塗料を塗るだけだから便利だよ
文字をくり抜く作業ってめんどくさいし、時間がかかりますよね。今回はこのやり方でしたが、このあとのブログ記事【ステンシルをはじめるなら100均へGO!】で使いまわしが出来るステンシルシートの作り方を説明しているので、よかったらそっちも見てくださいね。
ウッドティッシュケースを組み立てる
⑨:[A][B]の横板⇒[C]の底板⇒[A]の横板、という順番で組み立てます。
[A]の横板は、釘を打つ場所にキリで5mmほど真っ直ぐ穴を掘ると釘が打ちやすくなりますよ。(端から6mmのライン上で、上から1.5cm地点・下から1.5cm地点)
[B]の板も、釘を打つ場所にキリで5mmほど真っ直ぐ穴を掘る。(底板に釘がささる位置。下から6mm、横から2cm地点)
次に、木材が重なる側面に木工用ボンドを塗り、キリで穴をあけた[A][B]全てに釘をうって行きましょう。
これでボックス本体が完成しました。
おしゃれなフタを作る
⑩:[D]のフタ部分を組み立てる。フタは裏返しの状態で組み立てます。木工用ボンドを釘を打つ周辺にだけ塗り、そのあと釘をうちましょう。釘をうつ場所は、図面の《[D]フタの完成図》のところに書いてありますよ。1本だとグラグラするので、必ず2本ずつ(左右合計8本)うってくださいね。
これで全ての作業が終わりました!!!
総材料費は、木材・オイルステイン(使用した分だけ)・釘を合わせて、1,797円。作業時間は、2時間。diy初心者でも簡単に作れるし、子供の夏休みの工作にもぴったりだと思います。もしよかったら是非作ってみてくださいね。
左右のフタ部分が出ているので、ティッシュの入れ替えがしやすくて使いやすいよ~♪しかもめっちゃ簡単やったね!
とっても簡単だったけど、ステンシルをしたおかげでおしゃれなウッドティッシュケースに仕上がって良かったですね♪
まとめ
木材をカットした後、カット面は紙やすりでツルツルに磨きましょう。
ステンシルはマスキングテープをくり抜く方法だと時間がかかるので、文字入りのステンシルシートを買った方が時短になる。
釘をうつ場所にはキリで穴を開けておくと釘がうちやすくなる。
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